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「野菊の小路 #2」



ここ松戸市矢切は伊藤左千夫の「野菊の墓」で主人公の二人が一時共に暮らした場所である


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今も畑の片隅に野菊が植えられている きっと農家が仏壇に供えているのだろう この辺りは江戸川河川敷沿いで民家も少なく広漠とした畑が続いている


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日暮れまでのほんの一時間いや30分位の間 野菊はその素朴な姿を艶やかな着物を纏った花姿に豹変させる


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「野菊の小路 #1」



明けましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします

昨年の今頃 このような状況で正月を迎えるなど思いも寄らなかった


その昔も疫病や大凶作で餓死した時代があった 人類はこれまでに起きたことのない禍事(まがごと)に見舞われてきた これを過去の出来事と言えるようになるにはその禍事が終息し のど元を過ぎて何事も無かったように暮らし始めて幾年かしてからである


人の心の常ではあるが ほんの2~3年で忘れ去られてしまうのであろう


秋の早い日暮れの中 ひっそりと佇む野菊ほど美しい花はないと思う


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