港には惹きつけられる何かがある 陸と海の境というどちらにも属さない自由があるように思う     



その曖昧な空間は 船と岸壁をつなぐ丸い金づちのようなビットや舫い綱、航路を示す信号灯など装飾のない機能に特化された物に充たされている    











明確な役割を果たす機能でありながら自由でいることの不可解さが港の魅力なのではと思う      











この大さん橋はその曖昧さや自由をよく表現している