「彦根城 ＃１」

東京で桜が満開になった四月の上旬。週末にどこに行こうかなとソワソワしながら考えているうちに「そうだ、彦根城に行こう！」と思い付いた。


ところが金曜日の夕方に突然思い付いたのでそれからホテルの予約をし、みどりの窓口に行った。「明日の朝新幹線で米原まで通路側の席を一枚」と空席の確認をする。若い男性の職員がテキパキと端末を操作している。最近のみどりの窓口は非常に感じがいい。無駄な慇懃さがなく的確に客の用件を聞き、確実にこなしていく。無事行き帰りともに通路側が予約できた。去り際に「ありがとうございます」と声をかけた。


それにしても東京から関西方面への新幹線は常に満席に近い。新幹線とエキナカはJRのドル箱である。


彦根城は以前から行ってみたかった。今年の１月に予定をして準備をしたが、風邪をひいてしまい断念した場所だ。週末は特に予定はないし天気がいいし、桜も満開だという、こんな絶好のタイミングはなかなか巡ってはこないだろう。


朝８時東京発で１０時前に米原に到着。彦根には東海道線にて到着した。


城壁の石積みと桜が一つの景色になる